対話的なメッシュの均一再メッシュ化手法

Remeshing results from the correction of parameter lines using the geodesic distance. (a) No correction. (b) Corrections in only one direction. (c) One correction step.  (d) 9 iterative correction steps.

本論文では,非構造三角形メッシュから規則的な接続性を持つメッシュを対話的に生成するための効率的な枠組みを提案する.基本的なアイデアは,もとのメッシュをパラメータ化技術を利用して埋め込んである二次元凸領域上で,規則的なメッシュパターンを敷くことである.またユーザによる円盤と位相同型な領域への分割により,新しいメッシュの幾何学的特徴を制御することができる.この手法の特徴は,ユーザが特徴に応じた様々なメッシュパターンを選択できることにある.また本論文では,対話的な操作に耐えうる高速な再メッシュ化アルゴリズムを提案する.このアルゴリズムにより,再メッシュ化による新しいメッシュの頂点が,もとのメッシュ上で均一に再配置される.

論文

  • 金井 崇, 鈴木 宏正: “対話的なメッシュの均一再メッシュ化手法”, グラフィクスと CAD / Visual Computing 合同シンポジウム, 札幌,6 月, 論文集 pp.91-96, 2001.