密なメッシュに対するインタラクティブな物理法則アニメーション

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本論文では,簡略化四面体メッシュを用いた高密度な表面メッシュ (以下詳細メッシュと呼ぶ) のインタラクティブな物理アニメーションの手法を提案する.詳細メッシュから生成した簡略化四面体メッシュを用いて物理法則に基づいた変形・移動を行い,レンダリング時に詳細メッシュとマッピングを行うことで,詳細メッシュのディテールを保った物理アニメーションが可能である.また空間ハッシュにより衝突検出を高速に行い,前処理で予め簡略化四面体メッシュに表面からの距離場を与えておくことで,自己衝突および物体同士の衝突の応力計算を容易に行うことができる.これにより,物体の相互作用を考慮したシーンをインタラクティブに処理することが可能である.

Papers

  • Ryo Kondo, Takashi Kanai: “Interactive Physically-Based Animation System for Dense Meshes”, Proc. Eurographics 2004 short paper presentation (Grenoble, France, Aug. 30 – Sep. 3), pp.93-96, 2004, [paper (Adobe PDF) (450KB)]
  • 近藤 亮,金井 崇: “簡略化四面体メッシュを用いた詳細メッシュのインタラクティブな物理法則アニメーション”, Visual Computing / グラフィクスと CAD 合同シンポジウム 2004, 東京, 6 月, 論文集 pp.7-12, 2004. [paper (Adobe PDF) (1727KB)]

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